地鎮祭を終えた建築予定地で、基礎工事が始まった。

家にとってとても大切な基礎。

コンクリートと鉄筋で作るので雨が降ったらブルーシートで養生しないといけないそうだ。

折りしも秋の長雨シーズン。

なかなか着工できずにいたので、家造りがまるでストップしてしまったようだった。

だけど、雨がやむと工事を再開。

少しずつ確実に家の基礎が出来上がっていく。

毎日見に行くわけには行かなかったけれど、これまた、父が毎日見に行って、写メを送ってくれた。

このためにメールを覚えたといってもいいかもしれない。

父にとっても何かが変わるこの新築の戸建て注文住宅建築だった。

夏の暑い盛りはコンクリートもよく乾いてよさそうだけど、ほんとうはこのくらいの気温のときのほうがゆっくり乾かすことができていいらしい。

早く建たないかなと思うけれど、ゆっくり時間をかけて丁寧に作ってもらいたいという希望もあるから、今は自然に任せていよう。

あせらなくても新築の注文住宅は建つよ。

父も母も、だんなさんも私も、この家が建ったら毎日楽しくて仕方ないんだろうな。

もう、すっかり一緒に住むような気になっている私たち4人だけれど、誰も、一緒に住もうなんて言った覚えはない。

みんなそれぞれにそれぞれの想いがあるんだと思う。

まだ一緒に住むには早いけど、みんなで同じ方向を向いて同じ幸せを掴むことができたら嬉しいなあ。

この暖かい家族が新築の注文住宅で幸せに暮らせたらいいなあと思った私なのだった。