大分注文住宅を建てた我が家ですが、家づくりで犯してしまった失敗をお話したいと思います。

 初めての家づくりに舞い上がっていたというのが、そもそもの失敗の引き金になってしまったのかもしれません。

 とにかく注文住宅ということで、他と差をつけたいという見栄心があったのもいけなかったんだと思います。

 設計士さんが勧めてくれるプランに、いちいち意見をしていました。せっかくの動線のよい作りを提案してくれていたにもかかわらず、それではなんだか平凡な造りで注文住宅にした意味がないとか、そんなことを平気で言っていましたね。

 結果、出来上がった家は、外観も内観も個性的で引越し前はそりゃあふたりとも大満足でした。

 でもいざ引越しをする段になると、予定していた場所にすっきりと家財が納まらなかったり、わざと壁面を変形にしたため家具と壁に微妙なデッドスペースがうまれてしまったりと、それはそれは無様なものでした。

 極めつけはクロスです。壁と天井を平凡なホワイト系にするのが嫌で、とことんこだわり抜いた結果、天井と壁面の色が微妙にあわず、違和感ばりばりになっているではないですか。そのうえ、家財のことを考えずに決めたものだから家具との兼ね合いもアンバランスで、まったく落ち着きのない部屋に。

 寝室に至っては、小花柄を選んだのですが、小さなサンプル帳で選んだものを実際の部屋に貼ったら、下世話なホテルのような印象の部屋になってしまいました。これにはわたしも主人も絶句。新しいものをすぐに貼りかえるのは忍びなく、予算をかけるのも嫌だったので、がまんしています。

 ちゃんと、設計のプロのお話に耳を傾けるべきだったと反省しています。

 平凡が結局はいちばんいいのかもしれないです。