住まいのリフォームを決心する時というのは、時間の経過とともに、外に曝されている屋根、外壁、床下などの構造に劣化が認められた場合が一番です。住まいの構造の劣化は、定期的に点検し、補修していかなくてはいけません。その次にきっかけとなるのが、生活をしている間に、どこかしら、不便を感じたり、困ったりすることを改善したいと思うときです。新築した時点で、完璧に良い住まいを建てればよいのですが、やはり、家族がそこで生活していかなくては、気付かないこともあります。

自分たちの住まいで生活していくうちに、住まいの調湿がうまくいかないということがあります。住まいを新築する時に、風の通り道を考え、換気などについても検討していきます。しかし、梅雨や秋雨や冬の時期、どうしても、室内の湿度が上がり、フローリングなどもべたべたしてくることがあります。もちろん、エアコンの除湿機能などを使えば、この問題は解決するのですが、壁材について、考えていくこともあります。

壁紙というのは、どうしても、経年劣化してしまいます。そのため、リフォームを考えますが、その場合、調湿機能を備えている壁材を検討していくと、かなりの効果があります。調湿機能の高い壁材というのは、やはり、珪藻土という選択になります。日本は高温多湿な気候ですから、伝統的な住まいでは、土壁を採用していました。土壁に漆喰などで仕上げた蔵などに入ると、その調湿機能によって、適当な湿度を保たれます。格段に居住性を向上させ、家族の健康や家財道具を守ってくれていました。

現在の住まいは、どうしても、新建材で作られていますから、建材自体に調湿機能を望むことができません。最近では、壁紙を劣化した時に、新しく壁紙を貼り替えるというのでなく、古い壁紙の上に珪藻土を塗って、リフォームするケースもあります。