新築 さやか on 28 3月 2011
地震に強い家造りとは
私たちの家が完成した。引渡しまであと3日。とても楽しみだけれど・・・。
大きな地震が東北地方で起きてしまった。
津波で家を流された人たち。亡くなった方、行方不明の方も数知れず。
被災者の多くは避難所生活をしていて、仮設住宅の建設も急がれている。
全国の建材も仮設住宅建設のために被災地に集められています。
17年前の阪神淡路大震災では多くの建物が倒壊して犠牲者が出た。
そのときに、倒壊の原因となったのが基礎の部分に作られた「床下換気口」だったというデータがある。
この床下換気口はその名のとおり、床下の換気をするためのもの。基礎の部分に開口部を設けてそこから通気をさせている。
でも、その開口部分が壊れて(=基礎が壊れて)家が倒壊したという図式が成り立っている。
それを理由に家造りの基礎の形が変わってきた。換気口の開口をなくして、代わりに基礎パッキンというものを使用するようになった。
これは基礎と土台の間に敷いて通気を取るというもの。
こんなもので通気が取れるのかと思うけれど、床下点検口を開け、手を入れてみると結構風が通っているのがわかる。通気はきちんとできているらしい。
それに、家の建て方も一階と二階の柱の位置をそろえることや体力壁の位置をそろえることで地震の揺れに対する耐力が出るということだった。
最近、耐震補強のためのリフォームを滋賀のリフォーム会社に依頼したという友人がいたが、地震には強くても津波や川の流れには太刀打ちできないんだろうと思う。
そういった家造りをしていても津波がきたら流されてしまうかもしれない。じゃあ、高台に建てたらいいのかというとそうでもない。高台は地すべりの危険があるから。
そんなことばっかり考えていたら、家なんかどこにも建てられない。
自分の家の完成を素直に祝いつつ、被害にあった地域の一日も早い復興を願っている私なのだった。